人を知る

実を言うともともと車には疎く、車の知識は入社してから猛勉強しました。その際教科書にしたのはカタログです。カタログには大事な情報がほとんど記されています。もちろん詳しいお客様には、それ以上の知識を求められるケースもありますが、私の場合まずはカタログを覚えようと、すべての車種について隅から隅まで熟読しました。実際に車に乗りながら学ぶことも多いですね。するとお客様視点で車を見ることができるのです。疑問などはすぐにエンジニアに尋ねます。嫌な顔をせず丁寧に教えてくれるので助かっています。
現在は個人のお客様ほか、社用車のご相談をいただくこともあります。その場合、デザインや内装よりも、燃費などの実用性や安全性を重視される傾向で、お急ぎの場合も多いため、スケジュールには特に気をつけます。信頼していただいているオーナー様には「（内装や装備は）任せるよ」とありがたいお言葉をいただくこともあるのですが、そのような場合も確認は怠らないよう注意しています。
担当させていただくお客様に対して共通して行なっているのは、ニーズを的確に把握しご提案すること。現在は1日に2件必ずご提案書を作成し、訪問することを実践しています。お客様の関心の具合は、やはり会って直接お話しすることで掴めることも多いのです。大切にしているのは丁寧さと誠実さ。その気持ちを忘れず、これからもお客様のカーライフをサポートしていきたいです。